3日目はセーリング
1日中海の上で競争していた。
これが危ない、危ない。みんな勝ちたいものだから、途中 船同士ぶつかる事もあった。
しかし、自分達のチームも2位に1度入り、風の掴み方や進み方など なかなか興味深い1日になった。


こういったグループイベントを通して今迄のメンバーとも新しい選手とも チームワークを築くのが目的。
例えになるけど、ヨーロッパに来ると自転車が強くなれるか?という質問を受けるが、だいたい返答するのが、「まずヨーロッパで生活する事が出来ないと無理だと思うよ」と答える。
本来の目的を達成する為に 何が必要かを理解し、スタートする事が大事って事。
プロチームもチームワークは自転車の上だけで 一朝一夕にはいかないのである。
その選手を理解し始めることがまずは1歩目。



そしていよいよ合宿の後半は 自転車のトレーニング。
ほとんどの選手が オフが明けて自転車に乗り始めたばかりの選手なので、軽いライドが中心だが上りに入るとペースは上がる。
なかでもクロイツィゲルは 見た目も選手の中では身体が一番絞れている。
この辺り、昔とは違って選手各々が自分のスタイルに合った方法でオフシーズンを過ごしているのがわかる。


自分も今年はオフでも自転車に乗り、基礎体力を落とさない努力をしている。
食べる物にも気をつけている選手が多く、この辺りはベテランと強い選手の意識は非常に高い。
夜もアルコールを飲む選手は意外と少なく、好んで飲まない選手は多いし、そして飲み過ぎない。
この辺り、カンチェとピッポの話が有名と聞いた。
自分はそれほど好きではないので、ちょうど良い。

さて、トレーニングでは、山の頂上ではスッポンポンの女性が立っていて、選手たちはビヤルネに感謝した。(ジョークじゃない)
あとで聞いたところによると、偶然居合わせただけだったそうだ。
何かの撮影をしていたらしい。その居合わせたところの写真は、もう皆さんは見ただろう。
後姿はまさしく私です。(笑)

あ、結局話がそれっぱなしだ・・・・(笑)